
今回は、TwinmotionのLumen機能を使用し、Lightingを設定する際に苦労した点とそれを解決する際の設定をまとめます。
目次
1.Lighting設定で苦労した点
2.解決するための設定

1.Lightingで設定で苦労した点
・エクスポートした際に点々とノイズがかかってしまう ☞
・エクスポートする前と後で光り具合や影、明暗が異なる
・明るくするために露出を高めると全体がぼやけてしまう
2.解決するための設定
私はアンビエンス内にある下記の設定を使用し、調整しました。
・レンダー
・グローバルイルミネーション
・Lumen反射設定
・影
・環境
・フォグ
・露出
・グローバルライティング
・マテリアルの設定
☀レンダーの設定

1.グローバルイルミネーション
シーンの詳細設定を”10”にする

2.Lumen反射設定
品質及びバウンスの数を上げる

3.影
影おすすめ設定”10m”
影の偏差おすすめ設定”0.5”
⚠私は主に室内のCGを作成しているので、上記の設定はあくまでもその際に私自身が一番いいと感じた設定です。
なので、作成するCGによっては違う設定になるかと思います。
環境の設定☀

まずは、新規作成をした際に、若干の霧が設定されているので下記の手順で霧をなくします。
アンビエンス→環境→天候の詳細内→ハイトフォグを”0”にする
☞CGを柔らかい印象にする際には逆にハイトフォグの設定値を高めるといいです。
ただフォグを上げるとその分光が広がりやすいので、使用している周辺のライトの値を下げるか、露出の調整が必要になります。
風速があるとフォグと光がフォクに反射して、エクスポートした際にノイズがかかりやすいです。
なので、フォグを使用する際には風速の数値設定を”0”に設定した方が光が分散して光ることがないのでおすすめです!
☀露出の設定
私は、全体を明るくする際に露出数を高めて明るさを調整していたのですが、露出を高めると全体的に反射が強くなり、それも白いモヤがかかる原因にもなり、全体的に白光してぼやけた印象になってしまいました。

上記の問題を解決するために、露出の中にあるローカル露出を開き、ハイライト軽減とシャドウブーストの値を調整しました。
私はローカル露出は主に右記の設定で固定し、明るくしたいときには露出の数値を上げて調節しています。
グローバルライティングの設定☀
私は、太陽の強度・太陽の反射・環境光を修正しました。


☜左の画像は初期設定値です。
右の画像は設定後です☞
下記は設定詳細です👇
・太陽の強度100000→25
・太陽の反射0.92→0.5
・環境光1.0→2.0
☀マテリアルの設定
マテリアルのラフネス設定を100%にするとマテリアルに反射することがないので光を抑えられるので、壁や家具などのラフネスは抑えめに設定するのがおすすめです!

まとめ
ライティングを設定するにあたって、アンビエンス設定・マテリアルを細かく調整することで、ノイズや明暗が改善されます。
ライティングで困ったときは上記の設定を試してみてください!!
最後まで読んでいただいてありがとうございます。
以上が私がライティングを調整する際の苦労した点と改善するための設定です。
少しでもお役に立てれば嬉しいです!!